ただただ真っすぐに

まだまだ暑い日が続いております。 そんな中お客さんから持ち込んで頂いた包丁がこちら いつもの癖で錆びと刃こぼれだけなおしてしまったわけですが、右の「切れ者」だけが仕上がっております。 一番左のは半自動というか動く土台とセットになってるタイプの包丁で、包丁を持ちあげると持ち上げた距離に応じて土台が横にスライドするタイプの麺切りだそうです。 高く持ち上げるとその分スライドする距離が長くなり麺が太くなるという装置です。 自分が過去に使った時は四国で手打ちうどんの体験した時でした。 当時はこんなのあるんだなーと思ってましたが今になって役に立つとは思わなかったですね。なんでも経験しとくものです。 包丁自体は単純な構造ですが、種類が多く色んな呼び名の包丁が存在します。 その中でどういう使い方をするのかを知った上で研ぐのとこれでいいだろうという研ぎではお客さんの満足度が変わったりするので可能な限りその刃物を扱ってみたいなと思いつつ日々過ごしております。