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よくある質問

 問い合わせに関してのQ&Aです。 研ぎ屋っぽくなってきた中澤刃物研ぎの中澤です。 さてさて、お問合せにてよくお伝えする内容を軽くですが書き込んでおきます。 Q.研げない刃物はありますか? A.セラミック包丁や特殊な刃物は無理です。大工道具等も修行中につきまだお受けしておりません。 Q.大工道具は今後メニューに加わりますか? A.研ぎ上がった鉋刃が薄削りで1桁マイクロメートルが出れば追加予定です。 Q.料金表にない刃物は依頼できますか? A.物にもよりますが研いでおります。アウトドアナイフや餅切包丁等です。 Q.研ぐ時間は何分ぐらいですか? A.状態によりますが、三徳包丁でも修理の場合は30分以上かかります。 Q.包丁や砥石は販売していますか? A.販売しておりません。砥石の紹介は こちら の記事をご参照ください。 Q.砥石の知識はどこから? A.私は専門家から。 Q.研ぎ講習はしていますか? A.条件や環境次第では受け付けております。 Q.youtubeなどの研ぎ方で切れるようになりますか? A.まずは投稿されている動画をお手本にしてみるのはアリだと思います。 Q.研ぎの技術はどこで修行しましたか? A.独学です。 Q.お弟子さんはどういう人ですか? A.料理人です。しかも教え子がいるとか…… Q.どういう風に指導していますか? A.努力、気合、根性、勘です。 (別名:パワハラ) Q.いつから砥石触ってますか? A.子供のころからです。 Q.今までに何種類の砥石使いましたか?また何本持っていますか? A.記憶にございません。 Q.包丁は鋼とステンレス、どっちがオススメですか? A.個人的には鋼です。お手入れが不安な方はステンレスをお選びください。 Q.鋼とかステンレスの差がわかりません。 A.鋼は錆びますが切れ味がいいです。ステンレスは錆びにくいですが研ぐと案外切れます。 Q.鋼とステンレス、どっちが長持ちしますか? A.基本的には鋼と思っていただければよろしいかと…… Q.前の質問を本音でどうぞ A.読みたい人だけどうぞ。 ただ切れ味を持たせるならハイス鋼を選ぶことになりますが、切った感触や断面の綺麗さ等を比較するとトータルバランスでは鋼になると思います。 SG2やSPG STRIX@などの鋼材もありますが、ステンレスとも言われていますが、サビ具合などは...

標準コースと薄刃コース

 ここ1年ほど仕上がりのメニューを考えていますが、こればかりは新しく新設しないとゴチャゴチャになるのでそちらのご紹介となります。 標準作業のコースは今までと変わらずのコースとなります。 新たに設けるコースは「薄刃のコース」となります。 標準仕上げはおおよそでありますが、切刃が5mm以内であることが多いです。 しかし研ぎあげてすり減った包丁は切刃が5mmを超えます。 切刃の幅が広い包丁は12mmほどになり、両刃だと左右で整えなければなりません。 標準のコースではそこまで作業時間をかけられないので新たな料金コースを追加いたします。 肉抜き以上に刃線を整えつつ厚みもしっかり抜きます。 じゃあそれやったら包丁がどういう風になるのか…… 新品の包丁は刃先が鈍角であっても「薄さによる切れ味」が強みでもあります。 刃先から3mmぐらいまでは結構薄いです。 しかし、使い込んですり減った包丁はどうでしょうか。 研いでも新品のような刃の入りやすさや、刃が抜けていく感触はないはずです。 刃の厚みがある程度あるのは決して悪いことではありません。 メリットとしては刃こぼれがしにくいです。 適度な厚みは刃こぼれ対策になるので、厚みのある刃物全般が悪いわけではありません。 研いでも刃が付きにくい場合は鈍角に研がれていることが多いです。 時間に追われてつい刃を立てて研ぐ。 最初のうちは問題なく使えますが、ある日を境に研いでも刃が付きにくくなったり、食材に食い込むものの刃が進んでいかない等…… そうなるとお客さんに案内するのはまず「肉抜き作業」です。 今のところ+800円の追加である程度ですが肉を抜いています。 しかし、肉を抜いたのに刃先を限界まで使いこむと場合によっては3回目ぐらいの研ぎでまた肉抜きをしなければならない時があります。 それは流石によろしくないのでここらである程度薄刃をキープできるプランを用意することになりました。 既に何件かさせていただいておりますが、厚みをキープしつつ仕上げてほしいと要望があり、更に「中澤さんのオススメで!」と言われると…… ( ゚д゚)マジで? みたいな顔になります。 ぶっちゃけると刃こぼれして帰ってきたら「やめといたほうがよかったでしょ?」ぐらいまで薄刃にすることもあります。 でもまぁ流石料理人ですね…… ちょこちょことそういったお客さんに来ていただき...

変化が出てきた作業

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 ご無沙汰しております。 少しぶりに更新です。 早いもので前回の更新から1ヶ月ほど経過しましたね。 世間では終業式や卒業式、決算月というのもありまして大慌ての時期ですね。 そんな中、こちらも通常のお仕事だけではなく変わった刃物も入ってまいりました。 はい、裁断機の替え刃です。 長さは45cmほどでしょうか。 担当者さんが受けたものの研いでいた業者さんが廃業したのだとか… 県内でも廃業した研ぎ屋さんがいまして、そのお鉢が回ってくることもありました。 やはり研ぎ屋は儲からないので少なくなる一方ですね。 包丁の材料も鋼からステンレスへ移行していますし、それ以外の鋼材でも研げなくてはなりません。 さてさて、この長い片刃の刃物をどうしようかと悩んでおりました。 真っすぐに研ぐのはいいとして、小さな刃こぼれ、真ん中の凹みが確認できました。 長い刃物を真っすぐに研ぐってとんでもなく集中力が必要なので作業できる状態が少しだけ限られます。 あれやこれやで修正と研ぎが終わったものの、重量があるので万が一落としてしまったらと考えるとゾッとします。 体が出来上がった大人ですら足に落とせば指が足から離れてしまいます。 じゃあ成長途中の学童だった場合は……考えるまでもないですね。 ですので納品や取り付けの際は生徒さんが少ないか出入りしない時間帯じゃないと納品に行くのは遠慮させていただいております。 もちろん作業の際は自分にも危険が伴うのでピリピリしております。 以上の条件で担当者さんと教師の方々に了承していただけたので今回はお受けさせていただいた次第です。 これからも全てにおいて安全第一でいきたいとおもいます。

意外なお仕事だったり

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 シーズンや何かのタイミングでご依頼をいただくハサミや鎌 そんな中でカットシザーを担当させていただきました。 裏はベタ研ぎしてしまうと先端の裏スキがなくなって開閉が重くなるので工夫しなくてはなりません。 相変わらずビフォーアフターの撮影をし忘れるので文章で補完します。 まずは分解。 分解するとナットやプレッシャープレート、樹脂ワッシャー、ベアリングなど細かい部品で組まれているので絶対になくさないこと。 中に挟まっている髪の毛は綺麗に取り除き作業を開始。 仕上げは意外と荒い砥石で行います。 細かくしすぎると髪の毛が逃げてしまうので嚙みこみ過ぎず滑りすぎずの仕上がりになりました。 セニングシザーは基本的にくし刃には触れず動刃を仕上げます。 仕上げに摺動部分に注油してくみ上げて完成。 今回は注油するオイルも時間が経過するとパウダー状になるタイプを使用しています。 必要なこだわりは大事とのことなので少しだけオイルも工夫しております。

肉抜き作業など

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 今回は出張で作業しておりました。 本数は合計で12本ほどになりました。 それぞれ使い込まれている包丁でしたが大きな刃こぼれ等はなく形も崩れてはおりません。 メンテナンスは小刃付けを続けていた感じなのでここいらで角度を少しだけ修正します。 機械でやると刃が焼ける等の意見が見られますが何秒も同じ部分を当て続ければそうなりますね…… あとは先端と顎の部分は特に短く当てるぐらいであとは手作業で整えていきます。 先端は修正済みで下にいくほど研磨跡が残っていますね。 これを消して刃付けをしていけば完了です。 これらを全部手作業でやると砥石も体力も持たないので文明の利器を使います。 もちろんこの作業は追加料金が発生しますのでご注意くださいませ。 標準作業の範囲だと少しずつ広げていく程度ですので一気に直すとなると話が変わってきますのでご自分で研ぐ際は研ぐ角度に注意してください。

以前チマチマやってたこと

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 研ぎを生業にする以前より趣味でも刃物を研いでいたわけですが、その中でも少しだけ懐かしさのある刃物をいじくっておりました。 こちらは「日本剃刀」と呼ばれるものです。 サイトによっては「和剃刀」とも呼ばれていたりします。 出会ったきっかけは子どものころから通っていた理髪店の先代のおっちゃんが使っていた剃刀を譲り受けまして、そこから剃刀の研ぎを練習した次第です。 自分の体質的にも市販のT時のカミソリを毎日使うとカミソリ負けをするので昔から産毛トリマーを使って産毛やヒゲを処理していました。 そんな体質の人間が理髪店で髭剃りをしてもらってる隣のお客さんを見ていると気持ちよさそうにしているじゃありませんか。 シェービングクリームでこれから剃る準備、熱めの蒸しタオルでヒゲを柔らかくし、その間に店主が道具を準備し終えたらご褒美の時間です。 床屋でなければ味わえない至福の時間が訪れます。 それらを味わいたいが故に研ぎの練習を始めました。 しばしの間に練習を重ねた後とりあえずは剃れる、肌が荒れない程度には仕上がったのでそれを床屋に持ち込み、顔剃りをしてもらうことに。 憧れの時間は至福の時間に変わり、これを目当てにまた通いたいと思うようになり、そこからはカミソリ負けに悩む人にもこの心地よさを味わってほしいと考えるようになりました。 その後はモニターさんを募集することになり、色んな条件をクリアした人に提供していく形になりました。 まずは試して貰うには物が必要になってきます。 これの入手にあたって一時期中古のフリマサイトをひたすらに眺めておりメンテナンスすれば使えるようになりそうな品を確保。 そこから選別した剃刀を研ぎ、持ち手を改良していきます。 古くなっていた持ち手部分の糸や加水分解気味のゴム等を外し、防水処理用のシリコンパッキンを塗布し新聞紙を巻く。 次に持ちやすくするための新聞紙で厚みを持たせ、その上からタコ糸で縛り上げていく。 刃は研いであるので椿油を塗った後にティッシュで保護しておく。 持ち手の部分は研ぎより時間がかかるので気軽に出来る作業ではありません… たったこの本数を用意するだけでもまぁまぁ時間がかかりますし、あとタコ糸を扱っていると指に食い込むので第二関節付近が真っ赤になります… そんなこんなでたまに一緒に遊ぶ人にお願いして扱ってみて貰えないかと二人ほどお願いして...

錆びる包丁の悩み

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 少しずつ秋の気配を感じつつもありがたいことにお仕事のご依頼で汗をかく日々です。 今回のお悩みは錆びる包丁です。 上下の二本が錆びております。 薄刃包丁と柳葉包丁ですね。サビは非常に深くサビ取りをしても取り切れないほどの深さに達しています…… そうするとどうなるか、研いでも刃こぼれになってしまいます。 大抵の研ぎ屋は裏を研ぐのに抵抗がある人が多いと思われます。 合わせで作られている場合は裏に硬い鋼が鍛接されており、研いで切れ味を出すのはこの硬い鋼の部分になります。 そして厄介なことに画像の一番上の薄刃包丁の裏側先端部分にとんでもなく深いサビが… しばらく研いでいて怪しいとは思いましたが、先端の黒い部分がボロっと取れました… 作業中でしたが普通に悲鳴を上げました。 この薄刃、とんでもなく硬く作られており0.3ミリほど削る間に普通の包丁が3本以上仕上げられるぐらい削れない包丁でした。 ぼやいても刃物は削れません。こうなったら機械研磨でいくしかなく泣く泣く機械作業へ… が、しかし機械研磨でもビクともしません。 こうなったら赤字覚悟の手作業です。 お客さんには納期はかなり余裕をもって預かっていましたがこれ一本で荒砥石と腰の耐久力がゴリゴリ削れました。 値段に反映するか非常に悩みましたが、サビと欠け取りだけの追加料金だけとなります。 見積りは大まかにしかできません。 見抜く能力不足と言われればそれまでですが、実際は研ぐまでその包丁のことはわかりません。 お客さんからすれば砥石の質や減り具合なんてのは知ったことではないのです。 研ぎ上がった結果のみがお客さんには伝わります。 だからこそ少しずつ使う砥石や切れ味の仕上がりの調整などを日ごろから行っております。 そして研ぎ上がったのはコチラ そろそろ鎬を一定の曇り具合にしたいのですが、中々上手くいきません… 何とか綺麗に短時間で仕上げる術があれば導入したいですね。 以下は脱線のお話 お客さんの中には無自覚で調理の技術や頻度が高く、包丁のグレードが追い付いていない人もいます。 切れなくなるのが早いのは自分の腕のせいではないかと仰るお客さんがいました。 実際は調理が得意で苦にならない人が複数の品を一本の包丁で行っているという現代では珍しいお客さんだったりします。 その場合は買い替えではなく使う包丁を1本増やしてみてはどうかと打診...

研ぎ器でのメンテと注意事項

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 少し間が空きましたが更新を忘れていたわけではございません。 最近バタバタしておりましてひと段落したので更新です。 タイトルのとおり研ぎ器のお話でございます。 研ぎ屋さんは結構目の敵にしていると思われますが、実際好かれてはいません。 やむを得ない事情で使う方はいらっしゃると思いますが、砥石を持っていれば使う道具ではありませんので自分も使ってはいません。 じゃあ何が良くて何がダメなのか… メリット ・手早くメンテナンスができる。 ・ホームセンターなどで安価で入手できる。 ・スペースを取らない。 などなど。 最近では電動研ぎ器なんて物もございます。 家庭用コンセントでガリガリやってくれるやつですね。 続きましてデメリットです。山ほどありますが軽く紹介します。 デメリット ・刃先がめちゃくちゃ荒く仕上がる。 ・素早く仕上げるがゆえ鈍角になる。 ・刃線が真っすぐにならない。 ・切れ味が回復せず必死にガリガリして持ち込まれるころには刃先はガタガタに。 ・パフォーマンスがてらガリガリやったあと洗わずに食材を切る料理人がいる。 個人的にはデメリットが多いですが、それは砥石を使う人間の目線だと言われればそれまでですが、デメリットの最後のが一番気に入らないところではあります。 せめて拭うぐらいはしてほしいですね… パっと見は変わりませんが拡大してみましょう。 左が研ぎ器、右が砥石での研がれたものです。 左の方が切刃の幅が狭いですね。 砥石でメンテナンスした場合は右の包丁ぐらい切刃があるものです。 こうなるとガッツリ荒砥を当ててあげなくては軽やかな切れ味が出ません。 とんでもない鈍角なので荒砥を使ってもすぐカエリが出ません。 が、お仕事ですのでしっかりと当てていきます。 新品の包丁も左側の包丁のように鈍角に刃がついています。 刃こぼれ防止のためだと言われています。 無茶な使い方をされて刃こぼれしたらクレームになりますからメーカーが鈍角に研いでしまうわけです。 研ぎを生業としている人や研ぐのが趣味の人は新品の刃物はこういうものだとわかっているので開封後に研ぐことが多いようです。 同業者の人は包丁を購入した直後に開封もせずに持ち込まれたという面白い経験をしているようです。 硬い物を切らないで下さいと注意書きにも書かれていますが具体的には何が硬いのか。 それも書いていこうと思います。...

ただただ真っすぐに

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 まだまだ暑い日が続いております。 そんな中お客さんから持ち込んで頂いた包丁がこちら いつもの癖で錆びと刃こぼれだけなおしてしまったわけですが、右の「切れ者」だけが仕上がっております。 一番左のは半自動というか動く土台とセットになってるタイプの包丁で、包丁を持ちあげると持ち上げた距離に応じて土台が横にスライドするタイプの麺切りだそうです。 高く持ち上げるとその分スライドする距離が長くなり麺が太くなるという装置です。 自分が過去に使った時は四国で手打ちうどんの体験した時でした。 当時はこんなのあるんだなーと思ってましたが今になって役に立つとは思わなかったですね。なんでも経験しとくものです。 包丁自体は単純な構造ですが、種類が多く色んな呼び名の包丁が存在します。 その中でどういう使い方をするのかを知った上で研ぐのとこれでいいだろうという研ぎではお客さんの満足度が変わったりするので可能な限りその刃物を扱ってみたいなと思いつつ日々過ごしております。

悩ましい刃物

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 色々な刃物が入ってくる研ぎ屋ですが、もちろん錆びた包丁なんてのは日常茶飯事です じゃあ問題ないね! 大ありです むしろ意外と知られていないのでお伝えしようかなと… 見えるでしょうか 刃先が妙に刃こぼれしてるのが…… こちらのが見やすいかもしれませんね ギザギザになってるのが見受けられます 先端からアゴまでビッシリです 刃こぼれは一つあるとそこをなくなるまで削ります そして砥石の当たる場所だけを研いでも、その部分が凹むので全体を整えながら研ぐ作業が刃こぼれの修正になります で、今回の刃物は何が原因かというと 「孔食」 が原因です サビが原因で空く穴です 人に例えてみましょう ケガをする(その部分が凹む、えぐれる)→カサブタができる→完治 でサビが浮いて触るとボコボコしてるのはカサブタにあたると思っていただければよいかなと… でも包丁は再生しませんのでカサブタを取るとその下は凹んでるわけです で、その穴あきチーズ状態を薄くしていくと↑の画像のように研いでも刃こぼれの状態になっちゃうわけです 2枚目の画像はこの孔食が多く削っても削っても刃先はガタガタです それを手作業で直すとなると非常に手間がかかるわけです 和包丁の錆びる鋼が使われている包丁は裏の鋼側が錆びるとその錆びた部分をすべて研いで無くすか、お客さんに了承を得て極わずかな刃こぼれの状態で使ってもらうかになります 今回研いでいるのは必要なくなった包丁を知り合いから譲り受けて修理してみようということで実験的にやっております。 作業としては機械での研ぎと持ち手部分の修理など大掛かりな修理のテストになります 機械は準備OKなのであとはリベットを購入すれば取りかかれそうです 後々は洋包丁のハンドル修理をやっていきたいと思います!

重い腰を上げて…

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 以前からやらねばと思っていた作業を時間が出来たのでやることに。 それがこちらの錆びがひどくて訳がわからなくなった包丁です。 金属の肌が見えないぐらい錆びてますね。 とりあえずグラインダーのペーパーで錆を落とすことにしました。 機械研磨は傷が深いとか色々いわれますが、完全に手作業でやると新年を迎えることになりうそうなので今回は機械で作業。 その後は手作業で軽く研いでみるものの全体が薄っすらと茶錆の色になるのでどうやらこの包丁は全鋼の両刃の包丁みたいです。 持ち手を握り続けると鮮魚コーナーの臭いがするので持ち手に臭いが付いてしまっているみたいです。 仕上がるのはまだまだ時間がかかりそうですが、進展があればまたご報告いたします。

ほぼ修理に近い状態

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 ここのところ少し変わった作業が入ってくることが増えまして… 画像ではわかりづらいですが、一部分だけが凹んでおりアゴが残ってる状態です。 電動研ぎ機でやってるとこういった症状が出やすくなったりします。 左側の包丁は特にアゴがかなり出ており、肉抜きもしなければならない状態でした。 刃先がキツい鈍角になっており心材も隠れるほどの鈍角でした。 手に取ったときは問題ないかと思いきや砥石を当ててビックリしました。 アゴが削れるものの凹んでいる部分が全く砥石に当たらないという事態になりました。 作業としてはサビ取り、肉抜き、刃線の簡易修正となりました。 問題は以下の刃物 ネギを切る機械の替え刃です。 買い替えよりも安くしつつ手早く仕上げる必要があります。 まず形の通り研ぎづらいです。 次に刃が中々つかない……刃が潰れきっていて安全な手裏剣になっています。 構造としては片刃になっていますので裏は平らな砥石で当てればOK……と思いきや手入れされた痕跡がありました。 恐らく電動研ぎ機によるものです。 やや両刃っぽくなっていますがとりあえず砥石に当たるぐらいには修正して表側にもそれなりを刃を付けます。 何といっても人の手ではなく機械の力で切断しますので通常の研ぎ方だと切れ味の低下が早いと考えてよいのか、それともまな板に当たらず空中で切るので切れ味が持続すると考えるのか…… 色んな葛藤がありましたが結局は鈍角に研いで仕上げることに。 無難な選択肢を取りました。 あと意外と柔らかい鋼材なので鈍角じゃないと耐久面において不安がのこっています。 硬い物を切らないとはいえ高速で食材を切るというのはハードな使われ方だと判断しました。

楽な作業ではありません

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 包丁を研いでいて刃先がどんどんと鈍角になってくることがあります。 そうすると何がよろしくないか…… ・刃先だけ切れても食材に包丁が入っていかない。 ・食材を切ってる最中に抵抗を感じる などなどの弊害がでたりします。 そんな症状を解決するためには「肉抜き」と呼ばれる作業をします。 こんな具合です。 随分と色が変わってる部分が多いと思いますが、平らな砥石で刃先から理想的な角度で研ぐとこんな具合になったりします。 この作業が必要ない包丁とやった方がいい包丁、世の中には両方存在します。 肉抜きは絶対しなきゃいけない訳ではありませんが、場合によってはオススメしております。 もちろん料金にも関わってくるのでやたらめったにやる訳にもいきません。 仮にやってもお客さんが実感しなければ無駄に費用がかかる結果だけがお客さんの中で残ってしまいます。 一回でバシッと仕上げようとすると労力と砥石の減りがすごいので出来るだけ緩やかに修正していくのが自分のやりかたです。 仮にですが、三徳包丁の簡単な見積もりをしてみますと… 例) 基本料金800円+肉抜き作業(三徳包丁)2000円 合計2800円 とかかってしまいます。 どっちにお金かけてるんだってお話になっちゃいますので、必要な方はお申し付けください程度のメニューとなっております。 じゃあどういう時にコレが必要になるのか…… とんでもない刃こぼれをした時です。 そうなると刃線の修正やら諸々別の費用がかかったりもします。 ぶっちゃけてしまうと普通に包丁を3本研ぐ方が楽です。 労力と金額が一致しないパターンですね。内容としてはメンテナンスというよりも修理に近い気がします。 うちのやり方としましては、 ・定期的に持ってきてもらって少しずつ修正していく ・追加費用がかかる修理は極力避ける です。 それでもやむを得ず修理する場合もありますが極力は基本料金の中でのサービスをと思っております。

作業の一部

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  少し変わった刃物ですが、皮裁ち包丁と呼ばれる刃物です。 パッと見は鑿(ノミ)に見えますが革細工で材料を切り分けるのに使います。 非常によく切れ、使い手が少ない力で使えるように研ぎ上げます。 なんといっても職人の道具というのは必要な時にしっかり使えなくてはなりません。 切れ味だけでなく切れ味の持続も非常に大切です。 次に研ぎ続けてすり減った三徳包丁 使って研いでを繰り返すとこのようにすり減ってきます。 ここまでくると手放せない方もいらっしゃいますが研ぐ際に一工夫必要になってきます。 研ぎのご依頼があればすり減った包丁でもさせていただきますが、一定のラインに到達すると買い替えを推奨させていただいております。 この包丁も遠くないうちに選手交代になるかもしれません。 そうならないためには包丁で固いものを無理やり切るのを避けていただくしかありません。 包丁の注意事項も別の記事で掲載しようと思います。

料金表

 簡単ではありますが、料金表を掲載いたします。 簡易料金表 標準作業による料金です。刃こぼれなどは別途費用がかかる場合がございます。 三徳包丁(180ミリまで)    900円~ 牛刀(210ミリまで)      1100円~   (240ミリまで)     1400円~   (270ミリまで)     1700円~ ペティナイフ(140ミリまで)   800円~ 柳葉包丁(240ミリまで)    1400円~ 出刃包丁(165ミリまで)      1400円~ 裁ち鋏           1300円~ 握り鋏            800円~ 剪定鋏             800円~ 刈り込み鋏          1300円~ 鉈(ナタ)          1000円~ 鎌              700円~ 追加費用 大きな刃こぼれ        800円~ 刃線修正+肉抜き等     2000円~ 料金は刃渡り(刃の長さ)によって料金が変動いたします。 刃こぼれや刃先が丸まっている場合は標準作業の料金+300円~ となります。 先端が折れた場合ですとまた別の研磨作業が必要となりますので、現状を確認させていただいてからの作業となります。 お見積り、ご相談は下記の連絡先までお気軽にお問合せください。 所在地 〒399-0006 長野県松本市野溝西1丁目8-51 クリエイティブ野溝102号 代表:中澤 博雅 TEL 080-5345-8363 E-mail  nakazawa.hamonotogi@gmail.com

まず初めに(連絡先など)

 長野県の松本市で刃物の研ぎをしております。 2022年の4月より研ぎ屋として開業いたしました。 主に包丁やハサミではありますが、一部変わった刃物を研いでおりまして日々勉強させていただいております。 担当した刃物は包丁(片刃、両刃)、ハサミ、鎌、鉈(ナタ)、鉋刃、彫刻刀などです。 料金表のページは コチラ 料金表にない刃物であっても過去に作業をさせていただいている場合もございますので メール でお問合せいただければ幸いです。 HPもございますが日々の活動をこちらに書いていこうと思います。 中澤刃物研ぎのHP よろしくお願いいたします。 所在地 〒399-0006 長野県松本市野溝西1丁目8-51 クリエイティブ野溝102号 代表:中澤 博雅 TEL 080-5345-8363 E-mail  nakazawa.hamonotogi@gmail.com