意外なお仕事だったり
シーズンや何かのタイミングでご依頼をいただくハサミや鎌
そんな中でカットシザーを担当させていただきました。
裏はベタ研ぎしてしまうと先端の裏スキがなくなって開閉が重くなるので工夫しなくてはなりません。
相変わらずビフォーアフターの撮影をし忘れるので文章で補完します。
まずは分解。
分解するとナットやプレッシャープレート、樹脂ワッシャー、ベアリングなど細かい部品で組まれているので絶対になくさないこと。
中に挟まっている髪の毛は綺麗に取り除き作業を開始。
仕上げは意外と荒い砥石で行います。
細かくしすぎると髪の毛が逃げてしまうので嚙みこみ過ぎず滑りすぎずの仕上がりになりました。
セニングシザーは基本的にくし刃には触れず動刃を仕上げます。
仕上げに摺動部分に注油してくみ上げて完成。
今回は注油するオイルも時間が経過するとパウダー状になるタイプを使用しています。
必要なこだわりは大事とのことなので少しだけオイルも工夫しております。
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