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仕事納め

 日ごろからのんびりやらせていただいてる中澤です。 本日12月30日で無事仕事納めとなりました。 12月ということもありドタバタしておりましたが、様々なお仕事をいただける嬉しい悲鳴となりました。 調べて訪れていただいたお客様やご連絡を頂いたお客様には大変感謝しております。 ここのところは営業日でなくとも作業をしており、体のメンテナンスもしつつ作業をする日々が続いており何とかして納品出来るように工夫をしておりましたが疲労は蓄積するものです。 今後は「まだ動けるから」ではなく「万全にして備える」というスタイルにしていきたいと思います。 年明けからは営業範囲の拡大と地域密着型の研ぎ屋としてもっと定着していきたいと考えております。 「ここらで刃物の相談なら中澤刃物研ぎだね」と言っていただけるように目標を掲げて前進していきたいと思います。 技術面はもちろん、お客様の要望により細かくお答えできるよう日々修行をしていきたいと思います。 今年一年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。 中澤刃物研ぎ代表:中澤博雅

非常にマズい状態

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 ここのところ、ありがたいことにご依頼をいただけております中澤です。 11日の夜中にシャワーを浴びていたところ、ぎっくり腰による痛みに襲われました。 実質は12日の午前中なので2日目です。 昨日は整体に行った後に機械作業を1時間で切り上げ休養。 今日も整体に行き6時間ほど作業し中断しました。 ぎっくり腰の画像を検索すると以下の物がヒットします。 はい、まさにこれです。 皆さんはお風呂場でのぎっくり腰は経験があるでしょうか? この寒い時期に予期せぬ事態に焦っておりました。 嫁さんは寝てる。スマホは近くになし。 唯一の救いは風呂場なので寒さで命を落とすことはないなと冷静に考えておりました。 命の心配がなければ冷静に対処できます。 問題は地震などの緊急事態さえ発生しなければ大丈夫だなと腰の調子を伺いつつ風呂場を脱出し、服を着て就寝しました。 これからは気を抜かずに慎重に生活していこうと思います。

意外なお仕事だったり

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 シーズンや何かのタイミングでご依頼をいただくハサミや鎌 そんな中でカットシザーを担当させていただきました。 裏はベタ研ぎしてしまうと先端の裏スキがなくなって開閉が重くなるので工夫しなくてはなりません。 相変わらずビフォーアフターの撮影をし忘れるので文章で補完します。 まずは分解。 分解するとナットやプレッシャープレート、樹脂ワッシャー、ベアリングなど細かい部品で組まれているので絶対になくさないこと。 中に挟まっている髪の毛は綺麗に取り除き作業を開始。 仕上げは意外と荒い砥石で行います。 細かくしすぎると髪の毛が逃げてしまうので嚙みこみ過ぎず滑りすぎずの仕上がりになりました。 セニングシザーは基本的にくし刃には触れず動刃を仕上げます。 仕上げに摺動部分に注油してくみ上げて完成。 今回は注油するオイルも時間が経過するとパウダー状になるタイプを使用しています。 必要なこだわりは大事とのことなので少しだけオイルも工夫しております。

肉抜き作業など

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 今回は出張で作業しておりました。 本数は合計で12本ほどになりました。 それぞれ使い込まれている包丁でしたが大きな刃こぼれ等はなく形も崩れてはおりません。 メンテナンスは小刃付けを続けていた感じなのでここいらで角度を少しだけ修正します。 機械でやると刃が焼ける等の意見が見られますが何秒も同じ部分を当て続ければそうなりますね…… あとは先端と顎の部分は特に短く当てるぐらいであとは手作業で整えていきます。 先端は修正済みで下にいくほど研磨跡が残っていますね。 これを消して刃付けをしていけば完了です。 これらを全部手作業でやると砥石も体力も持たないので文明の利器を使います。 もちろんこの作業は追加料金が発生しますのでご注意くださいませ。 標準作業の範囲だと少しずつ広げていく程度ですので一気に直すとなると話が変わってきますのでご自分で研ぐ際は研ぐ角度に注意してください。