柄の修理 3
ジリジリと太陽の光が降り注ぐ中の作業です。 柄の修理も慣れてきたもので まずは割れ具合の状態の確認 茎が錆びて膨張してそうです… 次にリベットを外して柄を外します。 中身はこちら。 予想通りしっかりと錆びてます。 可能な限りサビを落としてパテを塗る作業へ。 パテによる茎の補強と延長を行いました。 パテ盛り、削り、再び盛る。 硬化しないと穴あけや削る作業ができないのでキッチリと1日待ちます。 そして接着と穴開けを行います。 厚い部分をある程度削りリベット用の溝を作ってリベットを打ち込みます。 削り→リベット挿入→削り→リベットを叩く。 厚みや小指のかかる部分を微調整 パテが見えてると見た目に違和感があるので筆塗りですが塗装します こんな具合で修理を行いました。 今回の修理は手間もかかっていますがパテや塗料、ニスの硬化時間が長いので結果的に時間がかかっています。 作業時間自体は慣れてくると短縮できますが、硬化時間は短縮できません。 料金自体も7500円と非常に高価です。 納期も1ヶ月ほどお待ちいただきます。 そうすると新しい包丁をゆっくり探して購入することもできます。 それでも修理して使いたいというお声を頂くので作業をさせていただきました。 他の業者さんでうちより安くでやってるところはあると思います。 しかし、その業者さんを見つけるのが大変なようです。 あとは直接会って話をしてから預けたいという気持ちもあるのかもしれません。 また何かしら珍しい作業があれば記事を更新しようと思います。